未来から発想するバックキャスティング思考法

タイム・マシーンに乗って未来に行きました。
2015年12月末に到着。
“今年の目標を達成できた。成功!”

スタートして3ヶ月の自分に問いかけた。
「年初に立てた計画は予定どおり進んでいるか?」
「少し遅れている。」

「遅れを挽回できると思うか?」
「う~ん」

「どうすれば挽回できると思う?」
「モチベーションをあげて持続させる工夫が必要だ」

このようなワークをしました。

2015年がスタートして3ヶ月が過ぎました。
ある調査によると、年初に立てた目標計画を3ヶ月末に
実行している人は5%にも満たないそうだ。

そこで、忘れかけている人に、
「バックキャスティング」という手法を使って目標を見直す
ワークをしました。

◆バックキャスティング(Backcasting)

未来がどうなっているかを想像し、そこから今に立ち戻って
課題設定や問題解決を考える。これはバックキャスティング
(Backcasting)といわれる方法です。

◆リーダーやコーチに求められるスキル

バックキャスティングの逆はフォアキャスティング(forecasting)。
現状を積み重ねて未来を見通すやり方です。

フォアキャスティングだと、ネガティブな要素ばかり出てくることが
多いのですが、バックキャスティングではいろいろな制約条件を
ポジティブに考えられるようになります。

先の見えない時代。
企業のリーダー、コーチ、起業家などに求められています。

バックキャスティング概念図

バックキャスティング概念図

フォアキャスティング概念図

フォアキャスティング概念図

◆NLP(神経言語プログラミング)のスキルが役に立ちます。

今まで経験したことのない未来の目標を想像して思い描くので
想像力(イメージ力)が必要になります。

将来をイメージしようとしても、明確に思い浮かべることが
できないという方が多いです。
女性は、イメージする力は強いのですが、男性は苦手なようです。

そこで、イメージ力を強化するにはNLPのスキルが役に立つのでは
と思い、ワークで使ってみました。

皆さん、見事に目標達成のイメージを強化し、モチベーションを
維持できるようになりました。

◆バックキャスティングをする際の3つのポイント

バックキャスティングを用いる際、重要なのは次の3つです。
①価値観の認識
②明確なイメージ
③モチベーションの維持

まず、価値観を認識すること。
価値観とは、大切にしていることです。
何かをしようとしたとき、この価値観に基づいて判断しています。
するかしないか、正しいか正しくないか、賛成か反対かなどの
判断をする際、自分の価値観に基づいて決めています。

価値観は、意識することは殆どないので、気がつかないことが
多いのです。

しかし、自分の価値観を知っていることは大変重要です。
何かを決断するとき、価値観を知っていると素早く決断できます。

私は「挑戦」という価値観を持っています。
何かをしようとしたときに、新しいことが含まれていると、
モチベーションが上がりますが、含まれていないと、戦闘意欲が
湧かないのです。

なので、何かをしようとする際に、新しいことがあるかないかに
注目して即座に判断します。

何かを成し遂げようとしたとき、価値観に合っている必要があります。

自分の価値観が明確になっていない人でも、30分ほどのゲームで
楽しみながら探し出すことができます。

この価値観ゲームは企業研修の中でもときどきやっています。
楽しみながら自分自身の深い気づきがあるので人気のゲームです。
NLPの中では“バリュー(価値)”といわれているものです。

自分の価値観をしっかりと認識して、それに未来の目標が
あっているかをまずチェックする必要があります。
次に明確なイメージ(想像)を描くことです。

目標であれば、その目標を達成した状況や場面を
明確にイメージを描けることが重要です。

明確なイメージは五感でしっかりと描き感じることです。

そして、そのイメージした場面を自分にとって心地よい
大きさや明るさに変えていきます。

そして体全体で味わいます。

そうするうちに、その感覚が反応として体の一部に現れます。
最後に、モチベーションを維持する仕組みを作ります。
モチベーションは上がりますが、持続し難いのです。
感情はすぐ消えてしまうからです。

頻繁に感情を呼び起こし、モチベーションを維持することが必要です。
それには、NLPのアンカーというスキルを活用します。
視覚と聴覚と体感覚を同時に使うアンカーを活用します。

今回は視覚のアンカーにパステルで目標達成のイメージを描きました。

それを日常生活の中で目に飛び込んでくるところに飾っておくことで、
絵を見た瞬間に、目標を立てたときの感情を呼び起こすことができます。
すなわちモチベーションをアップすることができるのです。

このように、バックキャスティングの効果的を上げるには、
「価値観の認識」「明確なイメージ」「モチベーションの維持」が必要です。

この3点は、仕事での目標設定、資格取得、自己啓発、コーチングなど
いろいろな場面での活用できます。

これからの時代、リーダーのみならず多くの人に身につけることが
要求されているスキルの一つです。

バックキャスティングではイメージすることが重要です。
苦手な人は、日常の中で練習すると良いでしょう。

今から買い物に行く、どこで何を買い、次にどこへ行くか・・・・
家を出てから帰ってくるまでの行動をイメージしてから
出かけるのも良いでしょう。

きちんとイメージできるとメモをしなくても、買い忘れがなくなります。

◆ワークの中で利用したNLPのスキル

表象系/サブモダリティ/アソシエート/ディソシエート
アウトカム/メタアウトカム/タイムライン/価値観
ニューロ・ロジカル/ミルトン・モデル/メタモデル/アンカー 他

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